協会の趣旨

協会の目的


 日中両国の文化・産業の紹介と情報の提供に寄与し、両国間の文化交流と経済活動の支援を通じて人的な交流を深め、民間レベルでの相互理解の促進と有効の増進を図る。
 そのため日中両国の各界・各層の協力を得て、学術・文化・産業・観光など広範な分野の情報を収集・蓄積し公開する。

協会設立の趣旨


 日中両国は二千数百年の友好往来の歴史を有する隣国です。両国は朝鮮半島や南西諸島を経由して、きわめて古い時代から往き来されていたと推定されます。特に遣隋使・遣唐使が派遣された飛鳥時代から奈良・平安時代にかけて、中国からの文化や事物が盛んにもたらされました。それ以来近世まで、中国は日本のお手本となって、平和で友好的な関係を保ってきました。

 しかし近代に入ってから、不幸な歴史事情によって、中国と日本は近くて遠い国になってしまいました。その後、昭和47年(1972)に国交回復が実現し、政治・経済・文化などの交流が再開されるようになりましたが、相互理解の面では残念ながら未だに近くて遠い国のままです。メディアの報道に簡単に左右され、反日運動や中国不信に陥りやすいのが現状です。最近の世論調査によると、中国に親しみを感じる人が大きく減少し、反対に感じない人が大きく増加の傾向をたどっています。これは日中関係において重大な問題です。

 これからの世界は計り知れない大国、中国を抜きにしては成り立たなくなるはずです。今この時こそ、日本人の生活と文化の先輩でもある本物の中国を勉強し、友好交流を図る必要があります。いさかいの原因の多くは文化の違いや価値観の差に起因するものが多いように思います。

 そこで日中文化協会は文化交流を通じて、相互理解の促進と友好の増進に努めます。普通の日本人と普通の中国人が互いに理解を深め、異なった考え方や価値観を認め合うことができれば日中関係はさらに改善されるはずです。

協会のあゆみ


1999年3月第1回「唐啓山と行く中国名窯めぐりの旅」 ~2009年3月10回で終了
2000年4月
4月
4月
11月
任意団体として日中文化協会設立
第1回「中国大学出版社ブックフェア」 ~2004年第5回で終了
「春の路を歩こう会」ハイキング開催
「秋の路を歩こう会」ハイキング開催
2001年4月「当代中国書法美術作品展」開催
2003年8月「中国青少年書法美術作品展」開催
2007年1月
9月
第1回「名古屋中国春節祭」のブースに参加
郡上踊りin北京
2008年6月四川大地震復興支援チャリティーコンサート
2009年5月
5月
9月
雲南省少数民族の子どもたちに寝具を寄贈
一般社団法人日中文化協会設立
「日中文化交流祭in南寧」開催
2010年5月第1回「留学生の主張・日本語弁論大会」開催
2012年4月「日本語広場」開始

協会役員


名誉会長
 劉 徳有 (中国対外文化交流協会 常務副会長)

会  長
 梅原 猛 (哲学者・文化勲章受賞者)

名誉副会長
 王 義遒 (北京大学 元常務副学長)
 耿 墨學 (元駐日中国大使館文化参事官)
 孫  平 (元名古屋領事館 館長領事)

副 会 長
 尾崎邑鵬 (書家・日展理事)

理 事 長
 上山綾子 (一般財団法人上山奨学財団 代表理事)

専務理事
 唐 啓山 (北京大学客員助教授・元国家文物局学芸員)

常務理事
 任  健 (株式会社日中交流中心 取締役)
 上山伸治 (中統興産株式会社 専務取締役)
 上山耕治 (中統興産株式会社)

理  事
 楊 衛平 (医学博士・愛知淑徳大学教授)
 金 大一 (株式会社ファートリップインターナショナル 社長)
 丁 秀山 (愛知華僑総会 会長)
 椙山孝金 (椙山女学園 学園長)
 川村範行 (名古屋外国語大学 教授)
 駒井俊之 (株式会社ネオレックス 会長)
 山本祥二 (丸愛土地株式会社 代表取締役)

監  事
 細井土夫 (弁護士)
 山下靖弘 (株式会社大須ういろ 専務取締役)

中国役員
 王 明舟 (北京大学出版社 社長)
 何  傑 (中日青年交流中心 対外交流部部長)
 扈 海鵬 (江蘇省人民対外友好協会 会長)
 羅 慶霞 (江蘇省総工会 国際部 副部長)
 孫  遜 (西安外国語大学 東語学院)
 伍 金貴 (雲南康輝旅游集団)
 伍 艶娟 (広西壮族自治区外事弁公室 副主任)